KTM 790 ADVENTURE R 初!? オイル交換

初回点検時に行ったオイル交換。
KTMのOEMオイル MOTOREXはなんの文句も無い、良いオイルでした。
しかし、官能的な部分では、物足りない。

アタシのお気に入り、Titanicに替えちゃいましょう!
まあ、数年ぶりにディーラーさんでオイル交換して、お値段にビックリしたのも有るのですが。
初回点検まではお付き合い、というのもあります。

先日、ハロゲンチタンプラスを添加。
エンジンを軽く溶かしてくれたはず?!
ちょっと心配だったオイル漏れも無し。
約1000キロ走りましたので、Titanicステップ1を終了。

ステップ2,ステップ2を実施します。
まあ、Titanicのフラッシングオイル使って洗浄して、オイル入れるだけなんですけどね。

しかし、アタシはKTMの車両を触るのは初めて。
日本車ならそんなにビックリしないけど、外車ですから。
でも初回点検時に、ディーラーさんの作業を見学させて頂き、予習はしました。
それと、天候は雨。しかも、アタシは共同住宅に住んでるで、駐輪場で行います。
ツーリングも迫ってまして、逃げられません…。

まず、スキットガードを外します。
ボルトが所々トルクが抜けてます。
振動が有るから仕方ないのかな?

ガソリンタンクカバーと一緒にとれました。

持病らしいO2センサー付近の、何かの液漏れは確認できませんが、マフラーの変な焼けは気になりました。

お次は、いよいよオイルを抜きます。
KTM 790 ADVENTURE Rは、コックが2個ありまして、そのコックにも、フィルターが着いていて、とても長いです。
別にオイルフィルターも有るのに凄いな。
それだけオイル管理はシビアと言う事でしょうか。
ある程度オイルが抜けるまで、ドレンコックは抜かない様にしました。
比較的向かって右側の方が、排出量が多かった。こちらがオイルキャッチタンクなんでしょうか?
セミドライサンプらしいけど、オイルタンクを下部に設けてもメリットはあるのかな?
まぁ良いか。

一応、ドレンコックを引き抜いて観察。
先端に金属メッシュの籠と、中間に磁石が着いてました。
金属メッシュの破片なのか、針金状の金属とガスカット?繊維状の異物が捉えられていました。
磁石にも。

磁石が変な位置にあり、切り子が取りきれません。
余り酷いならドレンコック自体も交換しないといけないな。

ドレンコックを戻して、フラッシングオイルを2ℓ入れてエンジンを掛けます。
一応、10分の予定。
以前はオイルフィルターを交換するタイミングでフラッシングしてましたが、Titanicのメーカー様から、Titanicのオイルは洗浄効果が高いので、フラッシングを頻繁にするならワンショットチタンプレミアムを添加した方が、有益だとのアドバイスを受けたので、当分フラッシングはしません。
でも、Titanicのフラッシングオイルはチタンの皮膜を作るらしいで、ときどきしてみたくなります。

15分ほどエンジンを廻して、廃油します。

フィラーキャップを先に開けて、ドレンコックを緩め廃油します。

うちの子特有かも知れませんが、フィラーキャップのハンドル部分がガソリンタンクに接触して取りづらい。

フィラーキャップもパワーパーツ出ているのかな?
廃油と同時に空気がはいり、溶剤が気化して被膜を形成するらしいです。
KTM 790 ADVENTURE Rのオイルフィルターはカートリッジでは無いので、エンジンからフィルターを取り出す訳ですが、フィルターにパッキンがついており抵抗が有るので手では抜けないそうなので、手持ちのリングプライヤーで抜き取りました。

廃油にも切り粉が入ってました。

今後少しずつ取れていくでしょう。
このまま、40分ほど放置します。

この間に今回は、トップボックスと、パニアバック鍵を共通化するために鍵を替えます。
パニアバックの方は先日交換しました。
以前車に突っ込まれてバイク屋さんでキーシリンダーを交換しました。
しっかりグリスアップされていて、嬉しくなります。
パニアバックの方は吊るしの状態でしたが、グリスが殆ど塗られておらず渋かったので、自分でグリスアップ出来て気持ち良く鍵が周り、結果良かったです。
共通キーセットには、各シリンダーのフレームや、ワッシャ類が入ってましたが、
アタシのトレッカーアウトバックや、キャニオンにはフレームは適合しなかったです。
小さなバネやボールがあるので無くさないように気を付けて作業しました。

時間が来ましたので、ドレンとフィルターを収めます。

今回は純正品を揃えましたが、パッキン類は交換しませんでした。
全てキジマから社外品が出ている様です。

新しいオイルを入れていきます
今回はTitanicセンシティックチタンオイルを使用し、ワンショットチタンプレミアムを適量添加しました。

他の車両と同じ感じでオイルをジョッキから入れていましたが、通路が狭いからか規定量なのにオイルが溢れて仕舞いました。
エアが後から抜けてきたので、ゆっくり入れないとです。
適度にエンジンをアイドリングしてしばらく待って量を確認しました。
少し足しましたが、気温が下がりオイルが硬いのと先の理由でオイルが落ちるのが遅いので、入れ過ぎちゃったかな。

ドレンなどを規定トルクで締めてスキッドプレートを取りつける訳ですが、カーボンのガソリンタンクカバーが微妙に変形してて着きません。
一度、カバーをスキッドプレートから取り外して見たら、何とか着きました。
昔教わった、カーボンパーツは生き物だと言う事を思い出しました。

雨の中物凄く時間が掛かりましたが、様子が掴めたので次回はもう少し早くできそうです。
これで気持ち良くツーリングに行けます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク