また、関東冬季通勤がやってくる。
朝5時30分。
太陽はまだ遠く、
エンジンは掛からず、
ヘルメットのシールドも凍る時間…。
よる年波に勝てず…。
デブも代謝がガタ落ちになると、使い物になりません。
とうとう?冬季の通勤で寒さに勝てなくなり、シバリングが発生する始末…。
約1時間半の通勤で、職場についても1時間は低体温で具合が悪くなってしまいます。
SUPER TÉNÉRÉに乗り換え、
ユニフォームも更新。
凄く無理して、ゴールドウィンのEURO
を購入。
一世代前のものだけど、宇宙服みたいなインナーが付いていて、とても良いもの何だけど。
それでも寒い。
いや、寒いのは良いのだけれど、耐えられない。
そこで、ここ数年無沙汰をしてしまっている師匠を思い出した。
でも、欲しかったバイクから電源を取る物はJAPEXでは取扱中止されていた。
どうも、日本製は嫌なので、バッテリー式だけどMobile Warmingにしてみた。
調達の言い訳としては、
* 通勤時間だけ、太陽が出ていない時間だけの使用で構わない。
* バイクと繋がっていたくない、
* そもそも、電気配線ができない。
* 既に、冬季用のアウタージャケット、アウターパンツを持ってる。
去年の冬季に使用を開始し、
今年もそろそろ準備しておこうかな?
という事で、モバイルワーミング インナーシャツとインナーパンツの使用感。
日本ではJAPEXさんが、取り扱ってくれています。
まずは、インナーシャツから。
特に珍しくないポリエステル製です。
両腋窩線には、メッシュで作られており、ムレ防止でしょうか?
加温部は、両胸部と背部の3枚。
文字通り、インナーとして使用するようだ。
通気性は有るが、防風性はない。
つまり、このモバイルワーミングシャツの上に、保温性、防風性のしっかりある装備を着ける必要がある。
レイヤー思想です。
どちらかというと、今ある装備では防寒が物足りない人が使うものな感じ。
きっと、保温性、防風性のしっかりした物を使えば、バッテリーも長持ちするでしょう。(使用電力が抑えられるから。)
電源はリチウムイオンバッテリー。
メーカー公称約500回充電可能。
充電しながらの使用はできません。
4段階の温度レベル切り替え。
温度レベル バッテリー持続時間
レベル1 25% 32℃ 10 時間
レベル2 50% 40℃ 5 時間
レベル3 75% 48℃ 3 時間
レベル4 100% 58℃ 2.5 時間
アタシの装備環境下では、
レベル1 ほんのり暖かい。
レベル2 暖かい
レベル3 暑い
レベル4 暑すぎて使えない。
アタシのバッテリーは、気温が氷点下〜5度で、レベル1使用で我慢して、6時間くらいしか持ちません。
当たり前ですが、バッテリーは気温に左右されますね。
もし、ツーリングで使用するなら複数のバッテリーが必要となるでしょう。
また、バッテリーは側腹部にあるポケットに入れられますが、走行中の温度設定変更はかなり難しいです。
電熱ウェア モバイルワーミング インナーシャツ(日本正規代理店) MOBILE WARMING INNER SHIRT 価格: |
インナーパンツ
保温部は、両大腿全面と腰部の3枚。
ポリエステル製。
アタシの大腿は太いのでしっかり履かないと、保温部が膝に来てしまう…。
おそらく、保温部のサイズはシャツと変わらない。
バッテリーの持ちも変わらない。
困ってしまうのは、バッテリーのポケット。
パンツの上部にポケットは着いていますが、ちょうど腸骨の高さに有るので
アウターのベルトに掛かってしまい痛い!
付属のケースに入れて、アウターのベルトに通していたら、強度不足でフックが折れてしまった…。
仕方無いので、アウターのポケットに入れて運用しています。
電熱ウェア モバイルワーミング インナーパンツ(日本正規代理店) MOBILE WARMING INNER PANTS 価格: |
要望として…。
* バッテリーが、もうちょっと長持ちして欲しい。
* コントローラー付きの外部電源ユニットが有っても良いかも知れない。
* バイクからの充電ユニット(シガーソケットやUSB、容量的に無理かも)が欲し
い。
* パンツのバッテリーポケットの使用が難しいので、専用ケースのフック材質を
強度の高いものにして欲しい、
* バイクと繋がりたくない!
* 既に冬用ジャケット、パンツをお持ちの方。
そんな方には、オススメします。
* バイクと繋がっても良い!
* 長時間使用したい!
* 頻繁に温度設定を変えたい!
という方は他のメーカーで。
さあ、今年度の冬も頑張って通勤しよう!