トップ画像は、代車の890ADV。
2年目、約3万3千キロを走行した我が、KTM 790 ADVENTURE R。
24か月点検を兼ねて、入院させる事にした。
雨の日も、小雪の日も路面が許す限り乗ってるから。
既に記事にしたが?「各部がカスカスに乾いちゃってますね。」とリヤブレーキのリンクを固着させた時に、吉井代表に言われていた。
気になった事もあり、KTM川崎中央のメカニック、野崎さんに相談してみた。
とりあえず、貧乏でもあと3年乗るためのメンテナンスを。
とは言っても、自分でできない、稼働部のグリスアップと、スパークプラグの交換。
それと、リヤブレーキが、ちょっと時間を開けると、油圧が抜けてしまう症状、フロントブレーキの触れも診てもらいました。
入庫中、代車で、890ADVを貸して頂いた。
この感想は後日。
野崎さんの性格が滲み出る、作業中の画像が送られてきました。
なんとありがたい。
まず、フロントステム周り。
バラして、洗浄してグリスアップ。
地味なのかもしれないけど、
すごく大変だし…。
でも、効果は抜群なんだよね。
そして、リヤ。
リヤサスの固定ボルトの清掃とグリスアップ。
気持ちよく動きそうでしょ?
スパークプラグ交換をするため、ガソリンタンクを上げたところ問題を発見したそうです。
ヘッドカバーのパッキンからオイル漏れ…。
オイル漏れ、冷却水漏れはKTMのお家芸のようですが、
アタシの車両では、オイル漏れは初めてだったと…思う。
貧乏のアタシを考慮して頂き、距離も走っていることから、バルブクリアランスの点検もついでにして頂いた。
結構作動音がでかいから、狂っていると思っていましたが、規定内だったそうです。
どうせ、アタシの感覚なんて…ね。
ヘッドカバーのパッキンは、ゴム?シリコン?みたいだった。
紙とか、金物じゃあないんですね。
それでも、液ガスを上手に使わないと、漏れて来てしまうのだそうだ。
再発しなければ良いが…。
ラジエターキャップも交換。
汚れと消耗もあったそうです。
確かに汚れていた。
さて、問題のリヤブレーキの油圧抜けは…。
一日置いて、スカッとくる、油圧抜けを確認して頂いた。
キャリパーには問題なし。
フルードもエア抜きもリヤローターを交換時に、一緒にやって頂いていますが、
各部を見て頂き、
マスタシリンダーを交換と言う事で、様子見。
リッタークラスのADVやDukeでマスターシリンダーがやられる症状が散見されるそうですが、
ミドルクラスでは、初めて見たそうです。
アタシの私見なんですけど、「熱」なのではないでしょうか?
リコールで、長めのヒートシンク付きブレーキホースが出たくらいだし。
ただの寿命なら、寂しいな。
Twitterでも、リッタークラスのADVでは、オイル交換のサイクルで、ブレーキフルードを交換した方が良いなんて、ツイートを見たことがあります。
そして、整備後試走して頂いたのですが、またフロントブレーキで振れが出ているようです。
実は、以前も、ローターが歪み交換して頂いていたので、
アドバイスに従い、交換後ゆっくり熱入れをいて慣らしし育てたのですが、
やっぱり歪んじゃったみたいです。
2度目だし、緩やかな揺れだったので、放置していました。
こちらは、月末に部品が揃い次第施術ということに。
今月で、新車補償が切れてしまうので、駆け足の整備になってしまいました。
しばらく、890ADVに乗っていたので、比較対象がおかしいですけど、
フロントタイヤを交換したので、そのせいだと思っていた曲がりにくさが、消えてしまった。
なんと言ったら良いか…気持ち良く曲がれる。
林道でどんな挙動になるかは、分からないけど。
素直なコーナリングになった。
本当に気持ちいい。
やっぱり、効果的面だ。
プラグ交換の恩恵も、感じられた。
しっかり爆発してますな。
2年は気持ちいいと良いな。
次の大整備は、車検前に!かな?