先日の旅中に、Super Ténéréの油圧クラッチのタッチ?!がオカシクなった。
滑っているというわけではなく、
すごく手前で切れるようになってしまい、切りきれていない感じ。
アイドルアップ後、ギヤを入れるとエンストする。
戻りも鈍い、エアを噛んだ感じもある・・・。
そういえば、フルード変えたの何時だろう。
去年実施しているはずだが、記録がない。
山の上で気圧が下がったから?
当てにならない感覚的に、
レバーとマスターシリンダーのトラブルっぽい?!
帰宅後、意を決して整備開始。
養生して、マスターシリンダーを見ると
- フルードが緑でゲロっぽい。
- 量がギリギリ。
- レバーを握るとフカフカする。
- レバーの戻りがおかしい。
- ダイヤフラムが、スルメに変わってる。
レバー部は後回しで、フルードを抜き変えます。
少ししか無いけど、シリンジでカップ内のゲロフルードを吸い出し、
新しいフルードを入れる。
今回から、レバーでシコシコしないで、以前購入しているMITYVAC で吸い出してみる。
ゲロフルードがエアと一緒に吸い出されて来た。気持ちいい…。
ニップルを締めてから、レバーを数回握って油圧をかけて上げる。
MITYVAC のチューブにキレイなフルードが流れてきたら、吸い出し終了。
当たり前だけど、軽く、しっかりしたタッチが戻ってきた。
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これは、便利です。一人でエア抜きも、フルード交換もできる。
Super Ténéréはブレーキだけでなく、クラッチも油圧なので、
自分で整備するなら、
使用頻度や手間を考えると、持っておいても損は無いだろう。
買っておいた新品のダイヤフラムに交換する。
結構前にスルメに変わっていたから、購入していたんだと思う…。
そういえば、前回フルード交換後、ツーリング中にフルードが漏れてきて大変だった気がする。
毎回交換したほうが良い奴だな。
また注文しとかないと。
お次は、レバー類を見てみる。
手が、グリス塗れになって画像はないが、
レバーを握ると、ロッドを介してシリンダーを押すんだけど、
ロッドの先(外界側)にブッシュが有ったようなのだが、切れて消しゴムのカスみたいになっていた。
これがレバーの動きをオカシクしていた様だ。
これは持っていないので、注文しないと。
無くても良さそうだけど、水やホコリが入ると面倒くさそうだから注文しよう。
試運転。
クラッチ操作が気持ちよくなった。
大分遣れていた様だ。
旅先で、大きなトラブルにならず良かった。
反省反省。
それと、クラッチ本体でなくて良かった。
もうすぐ、8万キロのSuper Ténéré君。
消耗品が逝かれてきたなぁ。