冬季Super Ténéréのエンジン始動について想う事。

気が付けば、今年7月で車検なSuper Ténéré。
冬季のエンジン始動について、想うこと。

初年は(と言っても7月納車なのだが…)問題なく過ごした気がする。

2年目の冬に、初爆に失敗しバッテリー上がりまでエンジン掛からず。
次の日の日中には、問題なく始動するが、バッテリー交換を考える。
TMAXの時に使っていたSHORAIバッテリーを選択。
ちょっと調べると、S10の標準バッテリーは当時パートナーが乗っていたフェザーのものより、容量?の小さなものが着いているような気がする。
メーカーにも相談してLFX19A4-BS12を換装する。

このバッテリーの特性で、
「温度が低いと額面性能が出ない。」
このため、まずキーオンにして、グリップヒータをいれてバッテリーに負荷をかけ、数分待ってバッテリーを起こす。

メーカーホムページより
リチウムバッテリーは、鉛酸バッテリーと比較して、温度が低下するにつれて抵抗が上昇することは事実です。しかし、リチウムは低温環境でもクランクキングの反応は鉛酸とくらべて優れています。鉛酸は、エンジンが始動しなくなるまで、クランキングの度に抵抗が上昇します。しかしSHORAI LFX は最初のクランクキングでエンジンを始動できない場合、最初のクランクキングはバッテリーを温め、2 回目以降はエンジンが十分始動できるようにさらに強くなります。
SHORAI LFX は当社独自の低抵抗のeXtreme のフォーミュラにより低温環境でも、他社のリチウムのスターターバッテリーよりも、優れた性能を発揮できます。ほとんどのユーザーは気温-7℃までは、最初のクランクキングで正常にスタートできるとしています。
静止電圧が、12V LFX では12.86V、6V LFX では6.43Vにならないようにしてくだ さい。ときにヘッドライトを点灯し、低温環境でクランキングする前に少量の電流をバッテリーに流す事によりバッテリーを活性化する事が出来ます。クランクキングの前にヘッドライトをつけておくべき時間は、温度によって異なります。気温5℃で始動させる場合、30 秒程でバッテリーを起動、クランクキング性能を上げることができます。気温-17℃の場合、クランクキング前にヘッドライトを4~5 分間点灯した状態にしておけば、最初のクランクキングで始動出来、バッテリーも長く使えます。この目的のためにクランクキング前に使える別のアクセサリーは、ヒートグリップやオーディオなどです。

とあるが、でも、外気が0度を下回ると初爆でかからない。
SHORAIバッテリーは負荷をかける毎に力強くなる…

セルを回しすぎてバッテリーの容量を完全に無くすとLi-Feバッテリーは死ぬ。
バッテリー側に全容量を無くす前にカットオフする機構がついている場合はこの限りではないと思う。
SHORAIバッテリーにカットオフ機構があるかは分かりません。

このままスターターを回していてもプスプス言うだけで掛からないので、
アタシはアクセルを少し開ける。
するとカブりながらもなんとか始動する。

EFI制御のバイクをアクセル開けて掛けるのは良くないのは知っているが、バッテリーを死亡させてしまうより良いだろうとい手前勝手な考えです。

S10は1200CCで2気筒でハイオク仕様と、ただでさえ火が着きにくい。
また、「エンジン掛からない病」という、初爆に失敗してしまうと、カブってしまうという持病も有る。

そこで外気温の低下、バッテリー能力の低下でどうしようもない状態なんでしょうな。

どうも、S10はエンジン始動時しかも低気温時のプログラムがおかしいのではないだろうか?
そう言えば、バイクのECUアップデートってあまり聞いたことがない。
いくらテストを繰り返して、万全を期したと言っても、人間がヤル事だし、プログラムのバグは有るだろう。
バイクメーカーは簡単にアップデートする環境を整え、実施するべきだろう。
近いような事が出来るようになっては来ているけどね。
海外のS10でもエンジン掛からない病の情報が有るなぁ…。

まあ、アタシのS10は南アフリカ仕様だし?!
日本用のプログラムじゃねーんだよバカ!
って言われて終わりかも。

早く暖かくならないかな。
明日はオイル交換しようっと。

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